こんにちわ、藤本調剤薬局です。連日最高気温のニュースが流れる酷暑かと思えば台風…皆さま工夫をしながら日々過ごされていることかと存じます。

医療法人杏林会 中津市地域包括支援センター村上 中津市認知症初期集中支援チームの栗田慎一様(社会福祉士)と末吉真由美様(看護師)をお迎えし、8/8 19時より定例の勉強会を中津市の新博多町交流センターで開催しました。今回は「認知症」についてです。

認知症とは、「一度は正常に発達した知能(脳)に何らかの原因で記憶・判断力などの障害が生じ、日常生活がうまく行えなくなるような病的状態」を言い、介護をするご家族介護者に様々な負担をもたらします。大切なご家族のことですので、ご家族で…という気持ちは痛いほど理解できますが、ご家族が介護に追われ地域との関わりが減っていくことは避けなければなりません。

認知症を患う人を地域で支えるためのネットワークづくりが現在進んでいます。当日お話をお伺いした地域包括センターもそうですし、行政の社会福祉関係の所管課、民生委員、そして私どものような医療機関・関係者が問題意識を共有・連携して、専門性を発揮しながら地域全体でご家族を支えていこうとしています。

ご家族で抱え込まず、行政や最寄りの関係機関にご相談ください。藤本調剤薬局もそういったネットワークの一員です。ご家族がご家族を想う気持ちに近づき支えていけるよう、勉強を行い日々備えています。